創意事実と道理に即し　刑事弁護　六〇年余｜洗練された読書空間

刑事弁護の巨匠・石川元也が語る60年の軌跡

刑事弁護の世界で60年以上にわたり活躍してきた石川元也氏。その豊富な経験と深い洞察力は、数多くの事件で正義を実現してきました。本書『創意事実と道理に即して刑事弁護六〇年余』では、石川氏がこれまでの弁護士人生を振り返り、刑事弁護の真髄を語ります。

石川氏は、刑事弁護において最も重要なのは「事実と道理」であると強調します。事件の真相を徹底的に追求し、法律の枠組みの中で最善の解決策を見出すことが弁護士の使命だと語ります。本書では、その信念に基づいた数々のエピソードが紹介されています。

岩田研二郎氏と斉藤豊治氏によるインタビュー形式で進む本書。石川氏の言葉一つ一つが、刑事弁護の奥深さと重要性を浮き彫りにします。インタビュアーたちの鋭い質問に、石川氏は時にユーモアを交えながら、真摯に答えています。

石川氏は、刑事弁護の未来についても言及しています。時代の変化に応じて弁護士の役割も変わりつつある中で、どのようにして正義を追求していくべきか。そのヒントが本書には詰まっています。

刑事弁護に興味を持つ方、法律の世界で活躍したい方にとって、本書は必読の一冊です。石川元也氏の60年にわたる経験と知恵が凝縮されたこの本を、ぜひ手に取ってみてください。

##ISBN:978-4-535-52483-5